今回は令和初の情報処理技術者試験です。データベーススペシャリスト、情報処理安全確保支援士に合格したので、今回はネットワークスペシャリストを受験します。試験日は令和元年10月20日(日)です。
高度試験の受験で条件を満たす方は、午前Ⅰ免除申請は忘れずに。
目次
試験勉強
試験勉強の期間は、3ヶ月間の予定です。教本選定まで順調でした。
教本選定
まずは教本選定です。
教本は情報処理安全確保支援士に合格したときに使用した『要点早わかり 〇〇〇 ポケット攻略本』シリーズのネットワークスペシャリストのものを買いました。〇〇〇の部分に試験区分の名称が入ります。
コンパクトサイズで、持ち運びに便利!午後問題の対策にも使える。僕もこれを購入しました |
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この教本のメリットを挙げます。
- サイズが小さめで持ち運びにに便利
- 300ページくらいで厚さが2センチくらい
- 午前問題だけでなく、午後問題の出題形式にも慣れることができる
- 取捨選択されており、重要項目に焦点を当てている
デメリットも挙げます。
- ポケット攻略本なので、全てを網羅している訳ではない
- ポケットと言いつつ、ポケットに入れるのは厳しい(大きなポケットなら入りそう)
- 略語のスペル(RIP:Routing Information Protocol 等)が書かれていないことが多い
ポケットということで、項目を絞ってあります。そのため、重点的に学習することができ、試験対策に良いです。それでも300ページあります。
午前対策だけのものであれば、本当にポケットに入るやつがあると思いますが、午後対策もできる教本の中では、最小ではないかと思います。
ひとつ残念なところは、略語のスペルが書かれていないことが多い点です。
3文字とか4文字とかのアルファベットを並べられても、なかなか覚えられません。そのため、その略語は何の英単語なのかを合わせて覚えるようにします。スマホで検索という一手間がかかってしまいます。
ポジティブに考えると、検索することでスペルだけでなく内容もチラッと見ることになり、違った説明にも触れられて、知識の定着には良い効果がありそうです。
ネットワークの知識を一から網羅的に勉強したいという方は、ポケットじゃない大きな教本のほうが良いと思います。
『要点早わかり ネットワークスペシャリスト ポケット攻略本』を7月上旬に購入し、通勤カバンに入れて、準備は万端です。。。
勉強の予定
さあ、教本が決まったら、予定を立てましょう。。。
時は過ぎ、試験2週間前になりました。予定を立てました。教本は300ページくらいあるので、1日50ページやれば1週間くらいで終わる。その後は過去問だ!
勉強
1日50ページとか無理だった。慢性的に睡眠不足だったので通勤時間と昼休みに勉強してみたら、次の日はもう無理だった。(仕事は忙しくないですが、家に帰ると子供の面倒、家事をやるのですが、子供が寝ない寝ない!)
という感じで、1週間で150ページくらいしか進まなかった。試験前日にやっと300ページを読破するという結果に。
過去問はというと前年度分の午後Ⅰの問1をやっただけ。午前Ⅱはスマホで移動中にある程度できましたが。
試験当日
そんなこんなで、もう試験です。圧倒的に午後問題の対策不足です。分かる問題が出題されたら出来るかもしれないが、分からない問題が出たら終了です。(これは勉強してもしなくても一緒か)
今回は午前Ⅰ免除のため、午前Ⅱからです。試験開始時間は、10:50(10:30には着席)です。午前Ⅰの試験が10:20終了なので、10:00〜10:20くらいに行こうと思います。早く行き過ぎても会場の廊下で待つことになります。
試験会場に行く
今回の試験会場は、日本工業大学宮代キャンパスです。最寄りは、東武スカイツリーラインの東武動物公園駅です。
改札横にファミリーマート、会場までの途中にセブンイレブン、ファミリーマートがあります。反対口を降りたすぐのところにデイリーヤマザキもあります。地元の駅のあたりでお昼ご飯を買おうと思っていたのですが、忘れてしまったので、デイリーヤマザキで買いました。楽天ポイント貯まるんですね。
歩いて20分弱です。
日本工業大学に着くと、宅地建物取引士の試験も行われているようで案内が出ていました。情報処理技術者試験の案内は出ていなかったので不安ですが、とりあえず前の人について行きました。校舎の入り口に試験の部屋割りが貼ってありました。良かった。
座面
座席は、映画館スタイルで座面は木製のタイプでした。さあ、100均で買った300円のクッションの出番です。
午前Ⅱ
計算問題は落ち着いてやる。
まあ、大丈夫だろう。
昼休み
さっさとお昼を食べて、トイレへ行きました。大きいほうです。ウォッシュレットでした。素晴らしい!
時間があるので、校舎の外に出ました。いい気温だったので、軽く日向ぼっこです。割とベンチが多くあったので良いですね。
すると、変な音が聞こえてきました。芝生の上を移動する物体がいました。電動の芝刈り機です。ルンバの芝刈り版って感じです。見た目は全然違いますよ。さすが工業大学ってところですね。他にもこういうのがあるのかもしれません。面白いですね。
教室に戻ります。
午後Ⅰ
問1を見てよく分からなかったので、問2、問3を選択することにしました。
午前Ⅱで登場したDHCPのやつがでていたな。一応書いたけど、あってるかなー。
試験時間ギリギリで解答欄はほぼ埋めましたが、ダメそうな気がする。相対評価による補正を考慮しても、50点くらいか。。。60点いかないか。
午後Ⅱ
午後Ⅰがダメそうなので、気楽に受験できました。
問2の社内LANの再構築に関する問題を選択しました。試験時間ギリギリで解答欄を全部埋めて、内容的にも何となく理解できたので、80点くらい取れているかもしれない!
午後Ⅰがダメだと採点もされませんが。
試験終了です。家に帰ります。
午前採点
午前問題については、当日に解答が公表されます。早速、採点してみましょう。
午前Ⅱ…80点(25問中20問正解)
通過です!
自信のない△を付けた問いが10個ありその内、4問が間違い。自信のあった15問の内、1問が間違いという内訳です。自信のあったところで、間違えるのは嫌ですね。見直しておきます。
CIDR(Classless Inter-Domain Routing)…サイダーって読む。クラスを使わないIPアドレスの割り当てと、経路情報の集成を行う技術。
→CIDRを選択しなきゃいけなかったが、記憶になかった。なぜか、DHCPを選択していた。自信なしの△マークにすべきだったな。
次は、午後Ⅰでも登場したやつ。
DHCPリレーエージェント…DHCPはブロードキャストを利用するため、違うセグメントのLANには届かない。違うセグメントのPCにもIPアドレスを動的に振りたいときに、L3SWやルータでDHCPリレーエージェント機能を有効にすると、上手くやってくれる。
→こいつが午前Ⅱで登場し、午後Ⅰでも穴埋めで登場したのですが、DHCPリレーションって書いてしまった。なんかしっくり来ないとは思ったが、浮かんでこなかった。昼休みにチェックしておけば良かった。
合格発表
高度試験の合格発表は、令和元年12月20日(金)正午予定です。しばらく待ちです。発表されたら、更新します。
高度試験の午後問題の解答例の公表は、令和元年12月17日(火)予定です。
午後Ⅰ…60点(希望。ダメかも)
午後Ⅱ…80点(希望。こっちは大丈夫そうだが、採点されないという結果になりそう)
→2019/12/20更新
合格発表されました。
午後Ⅰ…58点
午後Ⅱ…採点なし
予想通りの結果となってしまいました。
午後ⅠのDHCPリレーエージェントが答えられていれば、合格していたな。。。たらればですね。
次回に向けて
不合格の原因は、圧倒的な午後対策の不足です。2週間の勉強(支援士と範囲が被っている部分もあるよ)で、この結果なら、ちゃんと2ヶ月くらい勉強すれば余裕を持って合格できそうですね。来年の春はお休みして、秋にまた受験しますかね。内容忘れそう。
さて、皆さんも受験料納付のスペシャリストにならないように気をつけましょう。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございます。