『楽天スーパーポイントが貯まってきたけど、何に使えばいいんだろう?お得な使い方ってあるのかな?』
本記事では、楽天スーパーポイントのお得な使い方をご紹介します。お得というよりは、取りこぼしを無くすという言い方のほうが適切かもしれません。
その使い方とは『使わないで我慢する』です。これは半分だけ本当で、残りは説明不足ですね。
はい、それでは、みていきましょう!
目次
ポイント利用で損とは
貯まった楽天スーパーポイントを楽天市場でのお買い物に利用して、欲しかった商品が0円で買えたよー( ´ ▽ ` )
ポイントでお得に買い物した気分になり、嬉しくなりますね。
めでたし、めでたし、おしまい。お読みいただきありがとうございました。
そう、ここで終わりでも良いんです。お得な気分で満足を感じているのだから。続きを読み進めていっても、特に幸福には繋がりません。煩わしさと、獲得すべき楽天スーパーポイントが得られるだけです。
続けます。
ポイント利用で損をするとは、どういうことでしょうか。楽天市場でのお買い物を例にみていきましょう。
例.楽天市場でお買い物
保有ポイントは10,000ポイントあり、10,000円の商品を買います。ポイント付与は10倍とします。
ポイント利用あり
商品購入:10,000円(商品代金)- 10,000ポイント = 0円
ポイント付与:0円(購入代金)× 10% = 0ポイント
ポイント利用なし
商品購入:10,000円(商品代金)- 0ポイント = 10,000円
ポイント付与:10,000円(購入代金)× 10% = 1,000ポイント
この例では100未満が0なので影響ありませんが、100円で1ポイントなので、以下の計算式の方が正確です。詳しくは下記リンクの記事を参考にしてください。
ポイント付与:10,000円(購入代金)÷ 100円× 10倍 = 1,000ポイント
>> 【なぜ〇倍?〇%じゃダメなの?】楽天SPUの倍率のナゾ
この例では、ポイントを利用しないほうが1,000ポイント多く獲得できます。逆にポイントを利用したほうは1,000ポイント損をしていることになります。これが、ポイント利用で損をするということです。
損をしないための考え方
上記では、楽天市場の例を示しました。楽天市場は楽天のサービスの中でも一番ポイント還元率の高いサービスです。そのため楽天市場でポイントを利用すると、得られなくなるポイントが大きなものになります。
損をしないためには、ポイント利用時に得られなくなるポイントを出来るだけ減らします。
ポイント還元率の低いサービスの利用時にポイントを利用するようにしましょう。
ここまで理解できましたでしょうか。それでは具体的な使い方を説明していきます。楽天スーパーポイントには、通常ポイント、期間限定ポイントの2種類がありますが、それぞれ使い方が異なります。
通常ポイントの使い方
まずは、通常ポイントです。通常ポイントは、有効期限なしのポイントです。慌てて利用しなくても良いポイントですね。
楽天カード-ポイントで支払いサービス
楽天カード–ポイントで支払いサービスは2018年9月12日(9月27日お支払い分)より、開始されたサービスです。
なんとカードのお支払いにポイントが利用できてしまうのです。すごいですね。間接的ですが換金しているようなものです。
さらに『得られなくなるポイントがない』というのがすごいところです。ポイントを利用しても損をしないということです。利用すべきですね。
以下、注意点です。
- 期間限定ポイントは利用できない
- 申請期間(毎月12日〜20日前後)がある
ただカードの支払いを軽減できる程度なので、不思議と楽天市場のお買い物でポイント利用するよりお得感は無いです。
分かりやすいように、楽天市場で使った場合と、楽天カードのポイントで支払いサービスを利用した場合の例をみていきましょう。
購入する商品やポイント倍率、保持ポイントは、先程の楽天市場でお買い物の例と同様とします。カード利用残高は、90,000円とします。
楽天市場でポイント利用
商品購入:10,000円(商品代金)- 10,000ポイント = 0円
ポイント付与:0円(購入代金)÷ 100円 × 10倍 = 0ポイントす
カード利用残高:90,000円 + 0円(商品代金)− 0ポイント = 90,000円
保有ポイントが無いため、カードの支払いはそのまま90,000円となります。
楽天カード-ポイントで支払いサービスを利用
商品購入:10,000円(商品代金)- 0ポイント = 10,000円
ポイント付与:10,000円(購入代金)÷ 100円× 10倍 = 1,000ポイント
カード利用残高:90,000円 + 10,000円 − 11,000ポイント= 89,000円
ポイントを1000円多く獲得できているため、その分安くなりますね。
※実際は楽天市場で獲得するポイントには期間限定ポイントも含まれるため、1,000ポイント丸々カードの支払いに充てることはできません。説明のため、簡略化しています。
楽天証券のポイントで投資
もう一つ、通常ポイントの使い道としてご紹介します。
楽天証券のポイントで投資は、2017年8月末から開始されました。2018年9月30日より、投信積立でもポイント利用可能となりました。
当月500円以上のポイント投資を行うと、SPUで+1倍になります。投信積立にすれば、自動的に毎月1日にポイント投資をするようにできて、便利です。
『投資信託って、なんか怖いなー。』という人でも、ポイントで投資するので気軽に始められるかと思います。もし辞めたくなった場合も、いつでも出金することができます。間接的に換金できますね。
以下、注意点です。
- 期間限定ポイントは利用できない
- 投資なので価格が変動する
- 楽天証券の口座開設が必要
期間限定ポイントの使い方
3つご紹介しますが、基本的には楽天ペイが良いです。
楽天ペイ
楽天ペイは、噂のバーコード決済です。先日、初めてローソンで利用してみましたが、スムーズに会計出来ました。400円のお買い物で、全てポイントで支払いました。

使用したポイントは期間限定ポイントです。そして、ポイントが2ポイント付いています!ポイント利用でお買い物して、ポイントを獲得できます。
楽天ペイ利用分のポイントは200円で1ポイント(0.5%)になります。ポイントを利用しない場合は、楽天カード利用分のポイントが100円で1ポイント(1%)と、楽天ペイ利用分の0.5%のポイントが付きます。
400円のお買い物で、ポイントを使用しなかった場合の獲得ポイントは以下の通りになります。
400円 × 1% + 400円 × 0.5% = 6ポイント
下記リンクから、アプリに初めてログイン&クレジットカード登録で楽天スーパーポイントをゲットできます。
楽天市場(端数)
楽天市場のお買い物にはSPUが適用されるため、ポイント還元率は他のサービスと比べて高くなるため、ポイントを利用すると得られなくなるポイントが出てくることは説明しました。ただし、100円未満の端数部分はポイント獲得に影響がないため、ポイントを利用しても損はしません。(楽天ペイのが良い)
1,080円の商品を購入する場合(SPUの倍率は10倍とします)
1,080円 ÷ 100円 × 10倍 = 100ポイント
80ポイント利用しても
1,000円 ÷ 100円 × 10倍 = 100ポイント
獲得できるポイントに差はありません。
次に送料も絡んでくる例もみておきましょう。送料を540円とし、10倍の中には楽天ゴールドカードで+4倍、楽天銀行で+1倍が含まれるものとします。楽天カード、楽天銀行のSPU分は送料込みの合計金額にかかります。
商品代金:1,080円 ÷ 100円 × 5倍 = 50ポイント
送料込合計:1620円 ÷ 100円 × 5倍 = 80ポイント
50ポイント + 80ポイント = 130ポイント
1080円と1620円の端数が少ないほうの20ポイントを利用しても
商品代金:1,060円 ÷ 100円 × 5倍 = 50ポイント
送料込合計:1600円 ÷ 100円 × 5倍 = 80ポイント
50ポイント + 80ポイント = 130ポイント
商品代金、送料込みの合計金額の100円未満の端数にポイント利用しても、獲得できるポイントに差はありません。
楽天トラベル
期間限定ポイントの期限が迫ている。全然消化できない!
というときには、思い切って楽天トラベルで使ってしまうのもありだと思います。楽天トラベルのポイント還元率は、楽天トラベル利用分1%と楽天カード利用分1%の計2%です。
20,000円のお支払いだとすると、本来は400ポイント獲得できるはずですが、ポイントを利用すると獲得は0ポイントになります。それでも期間限定ポイントが無くなってしまうより良いでしょう。
ポイントが煩わしくなった時には、気晴らしに旅行もいいですね。
まとめ
通常ポイントは、『楽天カード-ポイントで支払いサービス』を利用しましょう。投資信託に興味のある人は、『楽天証券のポイントで投資』もお勧めです。
期間限定ポイントは、楽天ペイでポイント利用の設定をして使いましょう。楽天市場のお買い物の際の100円未満の端数の支払いに充てるのもあり。それでも、期間限定ポイントが使いきれないときは、ポイント還元率が比較的少なめの楽天トラベルで宿泊代に使いましょう。
今回、通常ポイント、期間限定ポイントの2種類について、理解できたと思います。ポイントを上手く使っていきましょう。ただ気にしすぎると疲れてしまいますので、ポイントに振り回されないように気楽に構えましょう。
以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。